2024年4月1日より私どもが新たに取り組んで参りました「AIを用いた骨検査」を中止せざるを得ないこととなりましたのでお知らせ致します。
「AIを用いた骨検査」は約6万人の胸部X線検査におけるデジタル情報とDEXA法というX線を用いた大腿骨近位部の骨密度のデータベースを構築し、人工知能(AI)によって胸部X線検査から骨の強さを推定するという画期的な医用画像解析ソフトウェアを用いたものでした。医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づき、独立行政法人医薬品医療機器総合機構より2023年4月に認証を受け、既に全国で70以上の医療機関で実施されてきました。
この度、独立行政法人医薬品医療機器総合機構から開発者に対して、このソフトウェアの認証に対する疑義が示され、開発者から4月25日にこのサービスを終了する旨連絡がありました。
したがいまして、私ども(一財)関西労働保健協会ではアクティ健診センターと千里LC健診センターにおいて開発者からのサービス提供を受けることができなくなりましたので、「AIを用いた骨検査」を中止とさせていただきます。
今後の対応としましては、「AIを用いた骨検査」を期待して受診していただいていますことを鑑み、とりあえずこれまで実施していました超音波による骨密度検査を代替的に提供させていただきます。
急な変更となりますことをご理解いただけますと幸いです。
理事長 渡邊 能行